光風霽月

ライブレポ 主にMC

20190331

空想委員会 ラストワンマンツアー「結び」

@ヒューリックホール東京

 

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「結び」は大阪・渋谷・仙台と参戦し、この日が本当に最後。

 

本当に終わっちゃったなという気持ちです。

 

でも、三浦さんが「また戻ってきたい」も言ってくれたお陰で救われました。その言葉を聞きたかった。ずっと。

そりゃ、ハナから戻ってくるつもりで「結び」なんて言えないのは分かるし、何よりこの日何度も「僕の力不足で、空想委員会はここで止まってしまう」と言っていたぐらいなので、尚更「戻ってきたい」という意思を簡単に表すのは無責任だと思っていたのだろうけど…

これまでのツアーではしれっとアンコールまで終わらせてしまうような印象だったので、少し寂しさも感じていたので、前向きな言葉を聴けて本当に嬉しかったです。

 

雨のSEからの「プロポーズ」が鳥肌モノでした。そこからの「純愛、故に性悪説」は渋谷でもあった流れだったんですが、プロポーズしたあとに「君よ不幸せであれ」って歌っちゃうのやっぱり好きです。笑

あと久々に「罪と罰」を聴けたんですが、やっぱりめちゃくちゃカッコよかったです。三浦さんの歌声が沁みすぎて、演奏が良すぎて、ここで涙してしまいました。

「切illing me softly」の前に佐々木さんのイカしすぎてるギターソロがありまして。

私の席はどセンター、真ん中ブロックの2列目(通路の2つ後ろ)で。

佐々木さんは階段を降りて上手通路を歩いてきて、そのまま進むと思いきやこちらに曲がってきて…私のすぐ前で止まって…目が…本当に合いました そりゃ目合った人たくさんいると思いますけど客観的事実として私も目が合いました。そのままそこでギターを弾くもんだから、「うわ近っ…」って勝手に声が出ちゃいました。めっちゃくちゃカッコよかったです。

 

最後に1人ずつ話してくれたんですが、今までどんなタイミングでも一番落ち着いて飄々としていた岡田さんが、話しながら涙ぐんで声が震えていて、それでもう完全にこっちもやられてしまって。

最後の曲が終わってお辞儀をしている佐々木さんが背中を震わせて、顔を拭って、顔を上げるとやっぱりぐずぐずに泣いていて、そんな佐々木さんに三浦さんが笑って腕を引いてあげてて。

もうこの辺りで私の顔はグシャグシャでした。

本当にいい人たちを好きになったなと、心から思います。

三浦さんは「皆さんは僕たちの誇りです」と言っていたけど、空想委員会こそ私たちの誇りです。

全体を通して、三浦さんの心から楽しそうな姿が印象的でした。

昔はなんとなく血の通ってない…と言うと言い過ぎですが、クールというか、熱を見せない感じというか、そういうライブも多くて、最後の方になってふっと笑う、みたいな印象でした。

このツアー中はリラックスしている印象があって、それはこの日も同じで、でもツアーの中で一番それが伝わってきました。

 

先日公開された、三浦さんのFBでの文章に

「『空想委員会は私の青春でした』と言ってもらうことがたくさんあったが、それは嬉しかった」

というようなことがありましたが、まさに私が三浦さんにお手紙で書いた一文でした。

高1頃から今まで7年ぐらいずっと好きで、ライブにもたくさん行ってきて、色んな思い出が空想委員会には紐づけられていて。どうしても「青春」という言葉に行き着いてしまうもので。

でもそれを伝えたことはなにも間違ってなかったんだな、と安心しました。

 

これからも空想委員会を好きで居続けるし、3人とテディさんのこれからの活躍を応援し続けます。でも、やっぱりファンとして「待ってます」とはっきり言います。何年たっても大丈夫だから。

 

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